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犬のボディーランゲージ

犬は、からだ全体で語りかけている

犬は、人間と同じ言葉をしゃべることはできません。けれども、さまざまなしぐさや表情、鳴き声など、全身を使った「ボディランゲージ」で自分の意志や感情を伝えています。ボディランゲージを正確に読みとることが、犬と上手にコミュニケーションをとる第一歩です。

【喜び】

シッポを振ったり、体をくねらせたり、明るい声で「ワンワン」と軽く吠えたりして、体全体でうれしさや楽しさ、友好の気持ちを表現します。うれしいときに歯を見せる犬もいますが、これは人間の笑顔を学習したものだとも言われています。

【犬同士の挨拶】

体をくねらせてお尻のニオイを嗅ぎ合います。肛門付近から出ている肛門腺のニオイを嗅ぐと、お互いの年齢や性別などがわかり、相手を識別することができるのです。

【警戒】

耳を前方に向けて、口を閉じ、シッポを立てます。遠くまで見えるように高い姿勢をとって、注意を集中させます。

【威嚇と攻撃】

■先制型攻撃(挑戦)
耳を前方に向けて、鼻にシワを寄せながら犬歯をむきだして、相手をにらみつけます。頭を上げて、足を踏ん張って立って体を少し前のめりにし、毛を逆立ててうなり声をあげることもあります。敵が一歩でも近づいたら攻撃しようという構えです。

■防御型攻撃(回避)
姿勢を低くして、シッポは丸めて後ろ足の間にしまい、毛を逆立てます。耳を後方に倒し、くちびるを後ろに引いていたら、恐怖心を感じています。耳を後ろに倒しながらも、鼻にシワを寄せて歯を見せ、うなり声をあげたら、さらに恐怖心が高まっているサイン。追いつめられれば攻撃に出ます。

【服従】

敵意がないことを示すために、姿勢を低くしてシッポを下げ、もじもじと這いつくばるように伏せをします。仰向けになってお腹を見せるのは、最大の服従の姿勢です。

【優位性】

後ろから相手に覆いかぶさって腰を動かしたり(マウンティング)、相手の背中にアゴや前足を乗せたりして、相手を見下ろすような姿勢をとります。服従する犬は、むやみに動くと挑戦だと受け取られるので、そのままじっとしています。

【カーミング・シグナル】

カーミング・シグナルは、犬が興奮したり、恐怖やストレスを感じたりしているときに、争いを避けるためにするしぐさです。「自分や相手を落ち着かせる」「敵意がないことを示す」「不安や不快感を示す」「自分以外の犬同士や人同士の争いをやめさせる」などの意味合いがあります。なにげないしぐさなので、見分けるには十分な観察力が必要です。代表的なサインは、急にあくびをする/視線をそらす/瞬きが増え、目を細める/舌をペロペロ出す/体を振る/体をかく/急に足下のニオイを嗅ぐ、などです。


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